龍野アートプロジェクト2018−混成軌道−

城下町龍野には、龍野城や武家屋敷のほか、江戸時代からの地場産業の拠点である醤油蔵や町民が「石門心学」を広めるための校舎「思誠舎」、童謡「赤とんぼ」の作詞者であり詩人の三木露風生家など、多くの文化財があり、また哲学者三木清の故郷としても知られています。こうした魅力を活用しつつ、優れた芸術を世界に向けて発信、国際交流に努めると共に人々の集う場を創設し、地域住民との交流をめることを目的として、2011年より龍野アートプロジェクトを開始しました。2018年は「混成軌道」をテーマとして美術や音楽など様々なジャンルの作家たちが龍野に集います。「混成軌道」とは、2種類以上の異なる軌道の混じるハイブリッドな状態を指し、異なる文化圏や様々な分野より現れる作品たちが、様々に交錯する軌道を描きながら龍野で出会う様を表します。世界で活躍する作家たちを交えながら、異分野の交錯する実験的な試みに挑戦し、これまで7年間の活動の実績を活かしながら、より高い水準の芸術の発信ならびに国際交流を目指します。2018年はポーランド独立回復100周年でもあります。これを記念して、同国の国民的オペラ《ハルカ》(1847〜48年頃)に由来する映像作品の展示や、関連シンポジウム、コンサートなども実施します。更に会場では、アートde元気ネットワークひょうごとのコラボレーション展を開催のほか、過去の龍野アートプロジェクトアーカイヴ映像の上映なども行います。多様な現代芸術が龍野に集い、出会う姿をお楽しみください。

PASSPORT

一般 600円 大学生 300円

パスポート制、会期中何度でも、ご観覧いただけます。学生は学生証の提示が必要です、高校生以下無料。パスポートは各有料会場とガレリア アーツ&ティーにて購入可能

有料会場

アポロスタヂオ・アポロランプ・arinomama Gallery KURA ・県民交流広場

無料会場

わのわ・旧中川邸・三木露風生家・かどめふれあい館・かどめ公園休憩所・菊屋蔵・旧脇坂屋敷・ガレリア アーツ&ティー

ARTISTS

C.T. ヤスパー

C.T. ヤスパー

C.T.Jasper

1971年、グダニスク(ポーランド)生まれ、本名クリスチャン・トマシェフスキ。ポズナン美術アカデミー卒業。2013年よりC.T.ヤスパーとして作家活動開始。映像、音、映画、彫刻、インスタレーション、コラージュなど様々な手法で表現活動を続け、想像上の断片化された映像と身体的に経験される建築の間の不協和音を探求している。彼はまた、作品を通じてポストコロニアルな視点や人類学的な観点から歴史を掘り起こす。ニューヨーク在住。

ヨアンナ・ マリノフスカ

ヨアンナ・ マリノフスカ

Joanna MALINOWSKA

1972年、グディニャ(ポーランド)生まれ。ラトガース大学、イェール大学彫刻科卒業。彫刻、映像、パフォーマンスなど様々な手法で表現を続ける。人類学や文化的対立、音楽に関連するテーマを手掛ける。C.T.ヤスパーと共同制作を行うことも多く、《マザー・アース・シスター・ムーン》2009–2013や、2015年第56回ヴェネチア・ビエンナーレポーランド館で発表された《ハルカ/ハイチ18°48ʼ05″N 72°23ʼ01″W》などが著名。ニューヨーク在住。

カロリナ・ ブレグワ

カロリナ・ ブレグワ

Karolina BREGUŁA

1979年、カトヴィツェ(ポーランド)生まれ。ウッチ国立映画大学卒業。写真や映像作品、インスタレーション、ハプニングなどを手掛け、広く共同体と関わりながら、鋭くかつ繊細に対象を分析し、悲しさを含んだユーモラスな表現で高く評価される。ワルシャワ近代美術館、ザヘンタ国立美術ギャラリー、第55回ヴェネチア・ビエンナーレなどで展示。2013年Viewsドイツ銀行賞受賞。龍野アートプロジェクト2017に招待出品、モダニズム建築の目指したユートピアと挫折や、集合住宅のはらむ課題をユーモラスに描くオペラミュージカル作品を上映するほか、地元住民と共に短編映画作成のワークショップ「物語スケッチ」を実施した。ワルシャワ(ポーランド)在住。

アグニェシュカ・ ポルスカ

アグニェシュカ・ ポルスカ

Agnieszka POLSKA

1985年、ルブリン(ポーランド)生まれ。クラクフ美術アカデミー、ベルリン美術大学にて学ぶ。戦前の印刷物や1960年代の美術について書かれたものなど古い資料を引用しながら、それを新しい文脈に置き換えて蘇らせる写真や映像作品の発表を続ける。例えば古い医療関係の本で見つけた写真を用い、それをフォトショップで加工して動かすアニメーション作品や、かつて放映された子ども向け番組のスタイルを引用するなど、どこか懐かしい記憶の蘇りと、奇妙な印象とを共に観客に与え、現実と夢とが入り混じり、まるで魔法にかかったかのような不思議で幻想的な場所へと誘う。現代と過去の時間とがモザイクとなった不思議に懐かしい作品は、同時に鋭く現代社会を挑発するものでもある。クラクフとベルリン在住。

稲垣 元則

稲垣 元則

INAGAKI Motonori

1971年、京都市生まれ、1994年大阪芸術大学美術学科卒業。1992年よりB4サイズのコピー用紙を用いてドローイングを開始し、現在に到るまで総計1万枚以上にものぼるドローイングを日常的に継続。並行して写真や映像表現も取り入れたインスタレーション形式での発表、ワークショップや地域のアートプロジェクトにも積極的に関わりながら制作の幅を広げてきた。日常の何気ない風景の奥に潜む非日常性、一種の闇を思わせる不穏な気配やどう猛さを隠し持つ、緊張感あふれる世界を描き、自身が日々の生活から受けた印象を一旦は自分の中に沈め、再浮上してくるエッセンスを散文的に取り出してちりばめる。大阪府茨木市在住。

今村 遼佑

今村 遼佑

IMAMURA Ryosuke

1982年、京都府に生まれ、京都市立芸術大学大学院美術研究科を修了。光や音を作品に取り入れながら、日常生活で用いるような身近な素材を組み合わせ、シンプルな仕組みによって意外な効果を生み出すようなインスタレーションを手掛ける。微細な感覚に注意を向けることで、観客は日常から異世界へと連れ出され、空間に生じる気配に対して鋭敏になる。ささやかな差異から生まれる違和感は、日常の中に生じる非日常と重ねられ、それぞれの記憶の中の風景が呼び覚まされる。近年は映像表現も取り入れながら、一見したところ穏やかで、かつ想像力を解き放つような覆す力を秘めた作品で注目される。2016年から2017年にかけてポーラ美術振興財団の助成を得てワルシャワに滞在。京都市在住。

小牧 徳満

小牧 徳満

KOMAKI Nolimits

1983年、京都市生まれ。京都工芸繊維大学造形工学科建築文化コース卒業、京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。空間体験にまつわる作品を多く制作し、街中や商業空間などでのインスタレーションも行い、記憶や経験を「接続し拡張させること」を試みている。空間をダイナミックに感じる移動ツール、穴・梯子・電車などを頻繁に扱い、また、植物からインスピレーションを得て制作することも多い。京都市南区に展開するCumin Projectで運営の「Cuminひろば」の農園園長もつとめる。2017年港町KOBE芸術祭アートde元気ネットワークひょうごコラボレーション展にて龍野アートプロジェクトを代表して土笛づくりワークショップ『うたう自刻像をつくろう』開催。京都市在住。

芝田 知佳

芝田 知佳

SHIBATA Chika

1984年、兵庫県たつの市生まれ。東京藝術大学美術研究科工芸専攻染織領域修了。日々の記憶を辿りながら描き、染めた布を用いるインスタレーションを多く手がけ、例えば37mもの長い布にオパール加工を施した染織の作品をダイナミックに天井の高い空間に展開したり、羽ばたく鳥を何羽も白い布に型抜きし、そこだけ半透明に透けて見えるものを何枚か重ねて光と組み合わせたインスタレーションとして発表したりしてきた。鳥たちの輪郭はずれたり重なったりして曖昧になりつつも、全体としては白く柔らかな輝きがもたらされ、より抽象性が高められた。布の間には、大切なものがそっとしまわれているかのように丸い鏡が置かれ、光を反射する。暖かな期待や希望が連想される。たつの市在住。

薮田 翔一

薮田 翔一

YABUTA Shoichi

1983年、兵庫県たつの市生まれ。2011年東京音楽大学大学院作曲科修了。第70回ジュネーヴ国際音楽コンクール作曲部門優勝。ウィーンコンチェルトハウス100周年作曲賞最優秀作品賞。2013年SORODHA国際作曲コンクール1位入賞。2013年カジミェシュ・セロツキ国際作曲コンクール3位入賞。第3回クロアチア国際作曲賞 NEWNOTE2位入賞。第78~81回日本音楽コンクール4年連続2位入賞。トロンボーンピース・オブ・ザイヤー2011作曲賞。2012年京都フランスアカデミーメシアン賞。 2014年第3回高松国際ピアノコンクール課題曲委嘱作曲家。文化庁長官表彰(国際芸術部門)。神戸新聞にコラム執筆,ジュネーヴ音楽院にて作曲のマスタークラス,東京大学「学藝饗宴」ゼミナールにて講義,NHKカルチャーラジオにて「現代音楽講座」の講師を担当。活動は多義に渡り、作曲した曲は世界各国で演奏されている。東京在住。

.es(ドットエス)

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HASHIMOTO Takayuki & sara

2009年、大阪の現代美術画廊「Gallery Nomart(ギャラリーノマル)」をホームに結成。橋本孝之(alto sax,guitar, harmonica)+sara(piano, others)の二人によるコンテンポラリー・ミュージック・ユニット。結成当初より現代美術をはじめ様々な表現領域とのコラボレーションを行い、国内外にて活動を展開。アートシーンでは2011年「させぼアートプロジェクト」(長崎)、2013年静岡市美術館、2016年 大分県立美術館にて招聘公演。音楽領域においては、即興、ノイズ、電子音楽、ジャズ、ロック、クラシック、現代音楽など国内外の音楽家達とのコラボレーションによって生まれるボーダレスな世界ー“音”と“音楽” の間(ま)で交錯する感覚を表現する。

ジュスカ・ グランペール

ジュスカ・ グランペール

Jusqu'à Grand-Père

ギター高井博章とヴァイオリンひろせまことによるインストゥルメンタル・アコースティック・デュオ。1999年結成。2007年デビュー。様々なジャンルを吸収した「ジュスカ・サウンド」は、情熱的で美しい メロディーを特徴とし、誰にでも受け入れられやすい音楽としてCMやTVラジオ等で使用されるなど老若男女を問わず、幅広く人々に愛好されている。コンサートホールやライブハウスに限らず、寺社・教会・博物館・大自然の中など様々な環境のもとに繰り広げ、たった2人、たった10本の弦が奏でる広い世界を持ったパフォーマンスが、高い評価を得ている。FM COCOLOにて毎週金曜日24時より、ジュスカがDJを務める、ジュスカ・ミッドナイト・ストロール放送中。NHKおはよう関西テーマ曲提供。

EVENTS

ポーランド独立回復
100周年記念シンポジウム
「龍野とポーランド」

日時 11月7日(水) 15 : 30−16 : 30 会場 アポロランプ2F 料金 無料 / 要予約    定員 30名 ※パスポート不要、どなたでも参加いただけます

アーティストトークⅠ
ヨアンナ・マリノフスカ
C.T.ヤスパー

日時 11月10日(土) 10 : 30−12 : 00 会場 アポロランプ2F 料金 無料 / 要パスポート    定員 30名

小牧徳満ワークショップ
「作って飾ろう提灯の枝」

日時 11月10日(土) 14 : 00−15 : 00 会場 旧中川邸奥和室 料金 600円(ジュース付き)/ 要予約    定員 15名 小学生対象(低学年は保護者同伴)

作品ガイドツアー

日時 11月11日(日) 10 : 30−12 : 00 集合 アポロランプ1F 料金 要パスポート / 事前予約不要    定員 30名

薮田翔一作曲×
アレクサンデル・ヤニツキ映像
ポーランド独立回復
100周年記念コンサート

日時 11月11日(日) 第1回目: 開演−17 : 00 第2回目: 開演−19 : 00 会場 ガレリア アーツ&ティー 演奏 長谷川萌子(sop) / 薮田瑞穂(sop) 小野村友恵(vn) / 高原里紗(vn) 山内静( cl) / 岩崎宇紀(pf) 料金 チケット 2,000円 (パスポート付き)    定員 50名

北川太郎
たつのアトリエ見学会

日時 11月16日(金) 13 : 30− 料金 無料 / 要予約※交通費実費    定員 10名程度(先着順)

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即興ライブ演奏

日時 11月16日(金)開演17 : 00 会場 ガレリア アーツ&ティー 料金 チケット 2,000円(パスポート付き)    定員 50名

.es(ドットエス)
即興ライブ演奏+
稲垣 元則 映像投影

日時 11月17日(土)  開演 17 : 00 会場 ガレリア アーツ&ティー 料金 チケット 2,000円(パスポート付き)    定員 50名

アーティストトークII
稲垣 元則
今村遼佑

日時 11月18日(日) 14 : 00−15 : 30 会場 アポロランプ2F 料金 要パスポート/要予約    定員 30名

ジュスカ・グランペール
「龍野–パリ」コンサート
井上いくみ映像投影

日時 11月18日(日) 第1回目開演17 : 00 第2回目開演19 : 00 会場 ガレリア アーツ&ティー 料金 チケット 2,000円(パスポート付き)    定員 50名

龍野アートプロジェクト
関連作家小品展

日時 11月8日(木)-18日(日) 11 : 00−18 : 00 会場 ガレリア アーツ&ティー 休館 水曜

WROオン・ツアー
WROメディアアート
ビエンナーレ2017 映像選上映

日時 11月8日(木)-18日(日) 10 : 00−17 : 00 会場 旧中川邸2F 休館 月・火曜

龍野アートプロジェクト2014
上演映像上映

日時 11月8日(木)-18日(日) 10 : 00−16 : 00 会場 かどめ公園休憩所 休館 月曜 音楽 薮田翔一《Flow Ⅲ》2014 映像 アレクサンデル・ヤニツキ 《ブラックアウト》2013

アートde元気ネットワーク
ひょうごコラボレーション展

【アートde元気ネットワークひょうごコラボレーション展】 日時 11月8日(木)-18日(日) 10 : 00−16 : 00 会場 菊屋蔵 休館 月・火曜 【作品展示】 丹波篠山・まちなみアートフェスティバル/下町芸術祭 会場 旧脇坂屋敷 【ワークショップ】 日時 11月17日(土) 10 : 00−16 : 00 あさご芸術の森アートフェスティバル「くっつ木プロジェクト」 たくさんのこっぱ(木 […]

イベントリスト

龍野アートプロジェクト 事務局

Address: 〒679-4167兵庫県たつの市龍野町富永1439 ガレリアアーツ&ティー内
Phone: TEL 0791-63-3555(11 : 00-18 : 00 水曜休)

ACCESS

主催 龍野アートプロジェクト
助成 公益財団法人 三菱UFJ信託地域文化財団 /公益財団法人 朝日新聞文化財団/県政150周年記念県民連携事業
協賛 ポーランド広報文化センター / Adam Mickiewicz Institute/Culture.pl
協力 アートde元気ネットワークひょうご推進会議
後援 たつの市 / たつの市教育委員会 / たつの市音楽協会 /朝日新聞姫路支局 / 神戸新聞社 / 産経新聞社 /
毎日新聞姫路支局 /読売新聞姫路支局 / NHK神 戸放送局 / サンテレビジョン /ラジオ関西 /
NPO法人フォーラム・ポーランド組織委 員会 /日本ポーランド協会関西センター

Tatsuno Art Project 2018 “Hibrid Orbit”

Tatsuno, an old castle town, is home to many historic buildings including Tatsuno Castle and former samurai residences, as well as soy-sauce breweries (an important local industry) dating back to the Edo Period (1603-1868); the Shisei-sha school established by town residents to propagate Sekimon-shingaku (a popularized Edo Period blend of Buddhist, Shinto, and Confucian ethical teachings); and the birthplace of lyricist Miki Rofu, who penned the beloved children’s song “Akatombo” (Red Dragonfly), and is also known as the hometown of philosopher Miki Kiyoshi. Launched in 2011, the Tatsuno Art Project aims to utilize these cultural assets, present outstanding visual and performing arts to the world, and promote international exchange while creating opportunities for visitors to communicate with local residents. The 2018 edition will present works in diverse media, including visual art and music, with the theme of “Hybrid Orbit,” bringing artists of various genres to Tatsuno. The phrase “hybrid orbit” refers to a state in which multiple orbits intermingle, and here expresses a vision of works from different cultural spheres and fields coming together along an intersecting trajectory in Tatsuno. Internationally active artists are among the participants in this experimental and interdisciplinary endeavor, as we build on the achievements of the past seven years while aiming to bring the festival’s presentation of art and facilitation of international exchange to a new level. 2018 marks the 100th anniversary of Poland’s independence, and we will celebrate it by screening a video work based on the popular Polish opera Halka (c. 1847-48) and holding events such as symposiums and concerts. Also, we are pleased to present an exhibition in collaboration with Art de Genki Network Hyogo, as well as a screening of archival videos featuring highlights from past editions of the Tatsuno Art Project. We invite you to enjoy a rich variety of contemporary arts as they converge here in Tatsuno.
  • Period: November 8 (Thursday) to 18 (Sunday), 2018
  • Main venues: Old town of Tatsuno City, Apollo Studio, Apollo Lamp, Kikuya Warehouse, arinomama gallery KURA, Wa no Wa café, Former Nakagawa House, Former Wakizaka House, MIKI Rofu’s Birth Place, Prefectural Koryu Plaza, Rest Room of Kadome Park, Kadome, Galleria Arts & Tea
  • Exhibition passport: Adults¥600, Students ¥300 for Apollo Studio, Apollo Lamp, Prefectural Koryu Plaza, arinomama gallery KURA (other venues are free of charge). The Tatsuno Art Project passport enables visitors to view the exhibition as often as they like throughout the event period (10:00-17:00 Monday closed)
  • Entrance free:
  • Wa no Wa café(9:00 – 18:00, Nov.11 closed)
  • MIKI Rofu’s birth place, Rest Room of Kadome Park, Kadome gallery (10:00-16:00, Monday closed)
  • Former Nakagawa House (10:00 – 17:00, Monday and Tuesday closed)
  • Former Wakizaka House, Kikuya Warehouse (10:00 – 16:00, Monday and Tuesday closed)
  • Galleria Arts&Tea (11:00 – 18:00 Wednesday closed, 11:00- 16:00 on 11,16,17,18 Nov.)
  • Organizer: Tatsuno Art Project
  • Artistic Director: KASUYA Akiko (professor, Kyoto City University of Arts)
  • Compositor/Music Supervisor: YABUTA Syoichi
  • Co-sponsored by Mitsubishi UFJ Trust Regional Cultural Foundation, The Asahi Shinbun Foundation,
  • Supported by Instytut Polski w Tokio, Culture.pl, Hyogo prefecture Hyogo 150 years celebration event
  • Provided by Art de Genki Network Hyogo, Tatsuno City
  • Cooperated by Tatsuno City, Tatsuno Education Committee, Doyo no sato Tatsuno Culture Promotion Foundation, Tatsuno Music Association, Kishin Line Actication Association, Asahi Shinbun Himeji Branch, Kobe Shinbun, Sankei Shinbun, Mainichi Shinbun Himeji Branch, Yomiuri Shinbun Himeji Branch, Kyodo News, NHK Kobe, Sun Television, Radio Kansai, The Organizing Committee for FORUM POLAND, Towarzystwo Japonsko-Polskie Oddzial w Kansai
  • Artists:
  • Karolina BREGUŁA
  • Joanna MALINOWSKA
  • C.T. JASPER
  • Agnieszka POLSKA
  • INAGAKI Motonori
  • IMAMURA Ryosuke
  • KOMAKI Nolimits
  • SHIBATA Chika
  • YABUTA Shoichi
  • .es(HASHIMOTO Takayuki and sara)
  • Jusqu’à Grand-Père
  • Events:
  • Symposium “Tatsuno and Poland” celebrating the 100th Anniversary of Poland’s Independence on November 7, 2018, 15:30 – 16:30 at Apollo Lamp 2nd floor. Entrance Free.
  • Workshop on November 10, 2018, 14:00 – 15:00 by KOMAKI Tokumitsu at former Nakagawa House (Participation fee¥500, for reservations, please email: info@tatsuno-art-project.com)
  • Artists’ Talk I on November 10, 2018, 10:30 – 12:00 by Joanna MALINOWSKA and C.T. JASPER at Apollo Lamp 2nd floor, entrance free but exhibition passport is needed.
  • Artists’ Talk II on November 18, 2018, 14:00 – 15:30 by INAGAKI Motonori and IMAMURA Ryosuke at Apollo Lamp 2nd floor, entrance free but exhibition passport is needed.
  • Guided Tour on November 11, 2018, 10:30 – 12:00 by KASUYA Akiko and select artists starts from Apollo Lamp, entrance free but exhibition passport is needed.
  • Concerts:
  • YABUTA Shoichi, celebrating the 100th Anniversary of Poland’s Independence on November 11, 2018,  ①17:00‐ ②19:00‐ at Galleria Arts & Tea by HASEGAWA Moeko (sop), YABUTA Mizuho (sop), ONOMURA Tomoe (vn), TAKAHARA Risa (vn),  YAMAUCHI Shizuka (cl), IWASAKI Uki (pf) with Aleksander Janicki’s video  ticket ¥2000 (with exhibition passport)
  • .es (HASHIMOTO Takayuki, alto sax, guitar, harmonica + sara, piano, others) Improvisation Live on November 16, 17:00 – 18:00, 2018 with after talk at Galleria Arts & Tea, ticket ¥2000 (with exhibition passport)
  • .es (HASHIMOTO Takayuki, alto sax, guitar, harmonica + sara, piano, others) Improvisation Live + INAGAKI Motonori video on November 17, 2018, 17:00 – 18:00 with after talk at Galleria Arts & Tea, ticket ¥2000 (with exhibition passport)
  • Jusqu’à Grand-Père (TAKAI Hiroaki guitar + HIROSE Makoto violin)  concert “Tatsuno – Paris” + INOUE Ikumi video on November 18, 2018, ①17:00‐ ②19:00‐  at Galleria Arts & Tea, ticket ¥2000 (with exhibition passport)