

角田広輔
KADOTA Hirosuke/WebSiteものが持つ記憶をどうにか引き出そうとするとき、"正しい"情報を語らせることがとにかく重視される。しかし私は考古学者や歴史家ではないのでその術を知らない。醤油蔵に眠っていたものたちをとりあえずしばいてみる。音が出る。この音もそのものだけが持つ情報だ。だが他の人がしばいてみても同じ音がするのだろうか?真実はいつもひとつではない。少なくとも明確な形などない。それは思っているよりもずっとくにゃくにゃで、ひとつひとつの局面にぴったり貼り付いているだけなのだ。
【略歴】
- 1987
- 兵庫県生まれ
- 2010
- 京都市立芸術大学美術学部油画専攻卒業
- 2013
- 京都市立芸術大学大学院美術研究科(修士課程)絵画専攻中退
【展覧会歴】
主な個展 Selected Solo Shows
- 2010
- 「共振するみんなのフィールド」bar ROSEO(京都)
- 2011
- 「延長と変換と増幅」京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(京都)
「線と面のためのサラウンドシステム」京都市立芸術大学構内(京都)
主なグループ展 Selected Group Shows
- 2008
- 「COMPLEX MUSE」京都市立芸術大学大学会館ホール(京都)
- 2010
- 「SIM」0000 gallery(京都)
- 2011
- 「Colors of KCUA 2011」京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(京都)
- 2012
- 「萬福寺芸術祭 ― えんをむすぶ ― 」宇治市黄檗宗大本山萬福寺(京都)
「龍野アートプロジェクト2012 刻の記憶 Arts and Memories」(たつの市、兵庫)